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vol.194 [2007/02/16(Fri) 02:34:08]
シートクランプごとき [おすすめ商品]
自転車って究極のバランス体ですけど。


自転車って、くるまと違って、付いているパーツに無駄がない。

言い換えると、パーツが一つでも欠けると完成車として成り立たない。

例えば、はじっこらへんから言うと、タイヤ→チューブ→リム(リムテープ)→ニップル→スポーク→ハブ→フォーク→ヘッドパーツ→フレーム。
ハンドル廻りから始めると、グリップ→ハンドル→ステム→フォーク→ヘッドパーツ→フレーム。
サドルだとピラー→シートクランプ→フレーム。
ペダル→クランク→BB→フレーム
どれも密接して省けませんね。

ただ、ママチャリだったりすると、“用途”があるので、カゴ、スタンド、ライト...など、付属品が増えますが、逆を言えば、ブレーキが要らない遊び方だと必然的に付いていないわけで、リアブレーキだけだったり、ノーブレーキだったり。

自転車って、基本は無駄がない完成品なんですが、それぞれを極める専用品となると、まさに究極のバランス体になるわけです。

そこに、自分の歴史を重ね合わせると、大きなサイクルが見い出されます。

最初は小学生の頃です。
子供用の普通の自転車を買ってもらっていましたが、当然カゴやらキャリヤやらスタンドやら実用パーツが付いていたわけです。
「そんなもん、いらん!」と、小学生ながらにしてモンキースパナ一つで分解です。当然怒られたりしましたが、そのうち親も諦めたのか、好き勝手自転車をいじくり回すようになりました。

カゴ、キャリア、どろよけ、スタンド。
はっきり言って、全部取っちゃうと不便です。
モノは積めないし、雨の日は背中がびちょびちょになるし。

でも、遊び道具としては最高です。
もちろん、あの頃の憧れだった“BMX”を真似たり、映画“ET”の丘を駆け下るシーンをイメージしながら乗りまくって。
時には、映画“トラック野郎一番星”の影響で、豆電球を付けたり、どろよけが無いのにゴムの長いどろよけ(当時、むちゃ流行ったっすよねえ?)引きずりながら。
と、とったり付けたり。

しばらくすると、地元の仲間の間で話題になったのが、“トライアル”当時「BTR」と呼ばれていた時代。
小学校6年から夢中になって、学校から帰ってきたら毎晩乗りまくって、タイヤが2ヶ月ですり減ってペラペラに、しかもドリフトなんかでじゃなく、摩擦磨耗で減らした。

あの頃は無敵?
ギア比にしてほぼ1対1のBTRでどこでも出向いたもんな、まるでマンガばりの足が回転して見えない状態な高回転ペダリング(しかできません状態)で遠い距離移動して、トライアルして、また帰って、みたいな。
今思えば、あの半強制ギブス的なペダリングが、ダウンヒルのレースに行かされたのか?
いや、その逆かも、ペダリングでは進む限界値が低かったので、ペダリング以外に前に進む術を無意識に身に付けてしまったのか?
まあ、しかし、あの頃は、毎日楽しかったです。

と、まあ、時はしばらく経ち、中学2年生でマウンテンバイクに乗り出した頃はまだサスなんてない時代、しばらくはツーリングとかしてました。
「日帰りでどこまで行けるの?」みたいな休日には友だちのロードの子と一緒に100kmくらいのところから一番過激だったのは琵琶湖一周コース家からだから260kmくらいだったか、あの時はマジでふらふらになった、ペダル漕ぎながら居眠り運転しそうなくらい。
こん時は、スピードメーターとかキャリアとか装備万端、ごちゃごちゃモノを付けたがっていました。

で、家から日帰りできる方向って360°なんですね、そのうち行きつくすわけで、そしたら飽きたような、たぶん。

で、マウンテンバイクでトライアルをやりだしたんです。
今では、当たり前の事なんですが、当時は、20インチのBTRオンリーの時代。
「これ、マウンテンバイクでもできるんじゃね〜の?」くらいな考えでセクションで遊ぶようになって、ああだこうだで、高校2年の時にアメリカの世界選手権に出たら勝っちゃいました。
当然、バイクもそれ用にいろいろ求めて日々カタログが友。ミスプリントも見つけるぞ。


---※話、長げ〜。---


次にハマりだしたのが、ダウンヒル。

レース活動と自分のレベルアップと共に機材の進化が凄まじく成長した世間でも“バブル”の時代。
ハードテールのバイクでダウンヒルが当たり前だった時代からどんどんサスペンションが生まれ育ち成熟し、ダウンヒルのレースのレベルと共に絶頂。
今度は、こてこて装備品を付ける時代。
ダブルクラウン、デカサドル、チェーンデバイス、ディスクブレーキ。

で、ある事をフと思いました。
頂点を目指すと一つ気になる事があります。
「その先になにが見えるのか?」

ああ、そうそう、一度だけ日本一の山“富士山”に登った事があります。
マウンテンバイクを担いで5号目から8時間、あれも辛かったな〜。
で、もちろん、下りはダウンヒルですが、頂上からふもとまで40分。
※今はできないと思うので御注意。(やっといて良かった)

で、
こてこてのダウンヒルバイクで一生懸命レースしてた時に目指していた頂点、何度そこに立っても日々流れる時間の中の一瞬にすぎない。
ああ、だから地球は丸いのか?
だからタイヤは丸いのか?
だからギアも丸いのか?
クルクル、クルクル。
とったり付けたり、行ったり来たり、登ったり下ったり、飛んだり跳ねたり。

頂点の先は…

ずばり言うわよ!

原点でしょ?(もしかして。)


チャラリラ〜ン♪
070130_01.jpg
自転車の基本形。
究極のバランス体。
僕がみた原点.......660SS って事で。

「たのしまなかんて」(楽しみましょう)


と、言う事で、本題ですが、
070216_01.jpg
無駄にシートクランプ。

本来の役目は、シートピラーの固定ですが、
070216_02.jpg
そんなパーツで遊ばない手はないでしょ。

例えるならベルトか...
070216_03.jpg
ズボンのずり落ち防止機能だけより、オシャレの視点で遊ぶ感じ。
自転車って、機能美が優先しがち、もっと自由にいけるぞ。

たしかにレースとかはね、
070216_04.jpg
はっきり言ってシマノとか台湾パーツで事は足りるし、信頼性や機能はすごいけど、それが全てじゃないと思うので、もっとこんな事で遊べる自転車の可能性をね。

とりあえず、こんだけ作りました。
070216_05.jpg
でも、軽いです、15グラムです。(某KGは21.7グラムだったな〜)
ボルトは無駄にチタン。
素材も、これがまた高いけど7075のアルミ、俗に言う超超ジュラルミン。
もちろん、メイドイン日本、職人による手作りによる削り出し。ある意味邪道?なCNCなんか使ってません。
とりあえず、660SSオリジナルフレーム用の35mmのサイズで先行リリース。(そのうちに他のサイズも作ります)
御購入は自転車屋さんでご注文して下さい。
よろしくお願いいたします。

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